ダイクロイックミラー

特定の波長の光を反射光として得ることができる誘電体多層膜

特定の波長の光を反射光として得ることができる誘電体多層膜です。
光の入射角に対して角度をつけることで、特定の波長の光を透過光としてではなく、反射光として得ることができるのがこのダイクロイックミラーの特徴です。例えば青色光を反射させて、その他の色(緑色、赤色)を透過、または緑色光を反射させて、その他の色(青色、赤色)を透過、赤色光を反射させて、その他の色(青色、緑色)を透過させることが可能です。
これにより、反射光と透過光のどちらも有効に利用できるため、カラー分離やカラー合成が可能になります。ただし誘電体多層膜であるため、分光特性は入射角に依存することには注意が必要です。

■硝材:B270(SCHOTT)
■蒸着:DM+MgF2シングルAR
■入射角:45°






こちらに掲載の製品は一例ですので、ご希望の仕様が御座いましたらお問合せ下さい。


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