お客様とその先のユーザー様の安心と満足の為に、私たちが提供する加工サービスにおいて、出荷される最終製品の検査のみならず、加工プロセスを検討構築する工程設計の段階、製造各チームの製造プロセスの段階、更には原材料や副資材の調達の段階、加工を委託する外注加工先様のプロセスまでも監視し、当社の加工品質を保証します。当社はISO9001品質マネジメントシステムの要求に準拠し、IATF16949などお客様独自の個別要求にも可能な限り対応いたします。
品質方針
- 顧客本位の経営姿勢を貫き、MPSの充実とたゆまぬ改善活動により、お客様が期待する以上の満足を提供する
- 当社の事業活動に関わる法令、当社が同意した要求事項の順守
- 品質マネジメントシステムの継続的改善
重点テーマ
- 直行良品率の向上
- ポカミスの削減
- 顧客満足度の向上
- 継続的な品質改善活動の推進
検査体制・設備
最新の検査・測定設備を各工程ごとに設置し、質の高い製品の納品に努めております。また、最終検査では検査機器によるチェックと同時に目視検査も実施しております。
測量計測・検査装置一覧
3D画像寸法測定器 LM-X | 1台 | エッジプロファイラー | 2台 |
マニュアルステージ画像測定機 QS-L4020Z/AFC | 1台 | デジタルマイクロスコープ VHX-8000 | 2台 |
3D形状測定機 VR-6000 | 1台 | 粒子径分布測定装置 NanotracWaveⅡUT151 | 1台 |
3Dスキャナ型 三次元測定機 VL-500 | 1台 | 走査型電子顕微鏡 SEM | 1台 |
粒子径分布測定装置 MT3300EX-Ⅱ | 1台 | CNC画像寸法測定器 | 1台 |
ハイブリッドレーザーマイクロスコープ OPTELICS HYBRID+ L3 | 1台 | デジタルマイクロスコープ | 3台 |
zygo Nexview 非接触表面形状測定機 | 1台 | レーザー顕微鏡 | 1台 |
斜入射干渉方式 平坦度・解析装置 | 1台 | 高さ・平面度測定器 | 3台 |
画像寸法測定器 | 4台 | 分光光度計 | 1台 |
微分干渉デジタルマイクロスコープ | 1台 | 金属顕微鏡 | 1台 |
レーザー干渉計+縞解析装置 | 1台 | 測定顕微鏡 | 4台 |
高速分光測定装置 | 1台 | 放射温度計 | 3台 |
分光光度計+位相差測定ユニット | 1台 | 表面粗さ測定器(ハンディタイプ) | 1台 |
実体顕微鏡 | 多数 | 恒温恒湿槽 | 1台 |
キャビテーションメーター | 3台 | ヒートショック試験器 | 1台 |
表面粗さ測定器 | 6台 | 照度計 | 4台 |
定盤測定器 | 3台 | オシロスコープ | 1台 |
恒湿槽 | 1台 | X線結晶方位測定装置 | 2台 |
塵埃測定器 | 1台 | ポラリオンライト | 1台 |
デジタル計数秤 | 3台 | DIGIMICRO | 2台 |
歪検査器 | 2台 | レーザー変位計 | 1台 |
静電気測定器 | 1台 | マイクロメーター | 多数 |
- 走査型白色干渉計ベースの非接触表面形状測定機
- 超研磨面の表面粗さから、数百μmの段差まで測定可能
- ISO25178シリーズ準拠
- 3次元光学プロファイラー「Nexview」
- 試料表面の微細な構造、形態および組成分布の観察
- エネルギー分散型X線分析装置(EDS)による観察箇所の元素分析
- 検出元素:ホウ素(B)~ウラン(U)
- 最大試料サイズ:φ80mm×t40mm
- 金属スパッタ装置完備(ターゲット:Au)
- 表面の粗いもの~鏡面間での平坦度
- 3D画像による表面形態観察
- ウネリ≦200μm
- X/Y/Z方向の形状測定
- 対応サイズ:□400mm×250mm
- エッジ検出による自動測定
- 幾何公差に対応した測定結果の出力
- レンズ倍率:×1~×5(×2レンズ内臓)
- 形状寸法の自動測定
- 測定視野:200mm(広範囲測定モード)
- 測定視野:□25mm(高精度測定モード)
- 幾何公差に対応した測定結果の出力
- 赤色レーザーを使用した非接触表面形状測定器
- 鏡面研磨品の表面粗さから、数百μmの段差まで測定可能
- 測定視野:16μm~5400μm
- JIS1994/2001、ISO25178準拠
QCサークル活動
当社では品質方針の重点テーマに掲げている通りQCサークル活動(小集団改善活動)に積極的に取り組んでいます。
製造チームでは品質の安定と向上、生産性の向上、材料歩留りの向上など各チームが抱える課題に対し、現状把握から改善目標を定め、メンバー全員参加で推進しています。
一方間接部門でも、業務効率の改善、社内共有施設の利便性向上などそれぞれ業務内容に沿ったテーマで活動しています。
今年の社内QCサークル発表会では、研磨工程における消耗品の大幅削減を実現したチームが最優秀賞を受賞しました。
QC検定
当社では、社員全員に品質保証、品質管理に対する意識を高めることと、品質管理手法を使って自チーム内の品質状況を監視できるスキルや品質改善を推進するスキルを身に付けることを目的に、日本規格協会が主催する品質管理検定(QC検定)の級の取得を推奨しています。
これにより習得した知識と品質管理ツールを使い、品質の安定と向上、生産性の向上、製造原価の低減に活かしています。
「QC検定合格者数」
・2級合格者:9名
・3級合格者:92名
(2024年11月現在)